こんにちは!
先日ようやく「メイドインアビス」の10巻を読みました。
すっかりチェックするのを忘れていてかなり遅めの購読になってしまいましたが、10巻のネタバレ解説記事を書いていきます!
この記事はこちらの順で進めていきます!
- 9巻のおさらい
- 10巻のネタバレ解説
- 10巻の感想
- 11巻の展開予想
本題に入る前に!
ネタバレ記事は簡単な内容を知ることができますが、僕のような一般ブロガーの書いた文章を読むよりも実際に漫画を見た方が100倍面白いです。
そして、今の時代は非常に安く漫画を読める時代でもあります。
このように、漫画をお得に読む方法がたくさんありますので、ぜひお時間があれば実際の漫画を読んでみてくださいね( ¨̮ )
また、メイドインアビスの漫画を無料で読みたい方・できるだけ安く読みたい方はこちらの記事を参考にしてください。
それではお待たせしました。ネタバレ解説に映りますね〜!
「メイドインアビス」9巻のおさらい
10巻の解説の前に9巻の終盤の内容をサクッとおさらいしましょう!
自分自身をベラフに売ってしまったナナチを取り戻すべくファプタの体の一部を「成れ果て村」に持ち込んだレグでしたが、三賢の一人であるジュロイモーにそれを奪われてしまいます。
さらにジュロイモーの攻撃がリコにも及び、どうすることもできないレグはついに火葬砲を使用してしまいます。
火葬砲によって空いた穴からファプタが村に入り、悲願であった村人の殲滅を開始します。
自らを焼き尽くすほど激しい憎悪を以って村人を屠るファプタに対して、涙ながらに静止を訴えるレグでしたが、最後はファプタに圧倒されてしまいます。
ここまでが9巻の展開となります。
10巻では6巻から続いたこの「成れ果て村」編がついに完結します。
「メイドインアビス」10巻のネタバレ解説
10巻のネタバレ解説です。要所だけを簡潔に解説していきます。
レグを圧倒したファプタはもはや誰にも止めることはできず、次いでリコに襲いかかります。
しかし、ガブールンとナナチ・ベラフにより、ファプタのリコへの攻撃は阻止されます。
ベラフを兄弟を食べた者であると確信したファプタはベラフに襲いかかりますが、ベラフはその攻撃を受け入れ、自分の命を犠牲にしてファプタに自らの記憶を流し込みます。
ファプタはベラフの記憶から、かつて村人たちとファプタが確かに尊い冒険の日々を歩んでいたことやヴエロエルコの存在、イルミューイの悪夢までを体感し、打ちひしがれます。
そんな時、村に空いた穴から入ってきたアビスの支配者である原生生物たちが押し寄せてきます。
村を蹂躙する原生生物たちに対し、獲物を奪うなと立ち向かうファプタでしたが、彼らの圧倒的な力に打ちのめされてしまいます。
そんなファプタを守る形でガブールンがリュウサザイに踏み潰されてしまい、ファプタも吹き飛ばされてしまいます。
傷と喪失で力なく倒れるファプタに村人たちは自らの体を食べさせ彼女の命をつなぎ、力を与えます。
復活したファプタはジュロイモーと共に中小の原生生物たちを蹴散らし、原生生物の筆頭であるリュウサザイに向かい飛びかかるのでした。
一方、原生生物たちがいる場所から避難していたリコたち一向が力を使い尽くしたワズキャンの最後を見送った後、村人たちにファプタの呼び声が届きます。
呼び声に応えファプタの元へ向かいたいと願う村人たちと共に、リコたちもファプタのもとへ戻ることにします。
ファプタと合流したリコとレグはファプタの代わりにリュウサザイとの戦いを引き受け、原生生物たちが渡ってきていた橋を破壊します。
ファプタは自らの呼び声に応え集まった村人たちから力をもらい、ついに村を破壊するのでした。
役目を果たし、村と共におちゆくファプタを救出したリコたちは、なんとか村を脱出します。
村の崩壊後、ファプタはリコたちの元で目を覚まします。
そこで、村に入り込んだ呪いを受けて成れ果てとなってしまったヴエロエルコとファプタはイルミューイの話をします。
ヴエロエルコはファプタとの話を最後にイルミューイを想いながら目を閉ざします。
全てを終えたファプタをレグは旅に誘いますが、ファプタは考えておくといって深い闇の果てへ旅立つのでした。
「メイドインアビス」10巻の感想
淡々と展開を書きましたが、めちゃくちゃ号泣してました。
生まれながらに復讐を背負うファプタの悲しい性や、村人たちのどこか自分たちの殲滅を願っている罪の意識のような、末の妹を思いやるような気持ちがファプタにはっきりと伝わります。
特に、ヴエコがイルミューイの最後を見送るシーンや、ファプタとの会話のシーンは本当に呼吸が乱れるほど泣きました。
つくし先生の作る物語は人の感情への深い理解からくる重みがあり、心を激しく揺さぶられます。
言葉選びも天才すぎて文学と言っていいです。
しかし、しっかりとアビスの絶望感も描かれているメイドインアビスらしい巻でした。
個人的には10巻は原生生物がいっぱい出てきたので興奮しまくりでしたね。
メイドインアビスで出てくる生物は最高にキモい見た目をしている上に生態も悍ましいので怖いもの見たさのような好奇心がくすぐられます。
メイドインアビスは本当に面白い作品だなと改めて感じた巻でした。
「メイドインアビス」11巻の展開予想
ついに「成れ果て村」編が完結しましたが、11巻で7層へ突入するのでしょうか。
そんなすんなり6層を抜けれる気もしないので、僕は11巻の最後で出発とかになる気がしています。
6層ではリュウサザイが結構多く出てきたのに対し謎が多いのでもう少し何かあるかもしれませんね。
アビスの底である深層終点に近づきつつありますが、1〜5層の展開は早かったのに対して6層は5巻分ぎっしり使ったので完結までの距離はまだ読めません。
一体7層はどんな場所なのでしょうか、11巻が待ち遠しいですね。
最後に
以上、メイドインアビス10巻の内容をネタバレ解説しました!
最新刊を読む度にやっぱり本当に面白い作品だなと感じています。
実際に漫画を読む方が100倍面白いので気になる方はぜひ手に取って見てみてくださいね。
この記事は以上になります!
最後まで読んでいただきありがとうございます( ¨̮ )
では、また~!